マイコプラズマ肺炎 うつる。 気をつけよう!マイコプラズマ感染症

マイコプラズマ肺炎について

マイコプラズマ肺炎 うつる

マイコプラズマ感染症の初期症状には、主に発熱と倦怠感、頭痛が見られます。 特徴的な症状である「コンコン」「コホコホ」とした乾いた咳は、発症から3~5日後に出始めることが多いとされます。 咳は徐々に強くなる傾向にあり、小児~青年では経過にともない痰の混じった咳になっていくことも多いです。 また、マイコプラズマによる咳は、熱が下がっても3~4週間ほど続くという特徴があります。 ただし、マイコプラズマに感染すると必ず肺炎になるわけではなく、多くの場合は気管支炎のような軽い症状で済みます。 このような場合は風邪との違いがほとんどないため、ベテラン医師でもマイコプラズマかどうかを見分けることは難しいです。 実際に、初めは風邪だと思っていたのに「風邪薬を飲ませても治らない。 おかしい…」ということで子供を病院へ連れて行き、初めてマイコプラズマ感染が発覚するケースも少なくありません。 症状や地域の流行状況、家族・友人の感染有無などによってマイコプラズマが疑われる場合は、診断が行われます。 近年では迅速な診断を可能とする遺伝子検出検査法(PCR法、LAMP法)が開発されています。 特に、咽頭の液や痰から細菌を検出して検査できるLAMP法は精度の高い最も手軽な方法として、日本小児科学会が実施を推奨しています。 また、肌に発疹が見られることもあります。 幼児においては、鼻炎の症状も出やすいです。 この他、まれに中耳炎や無菌性髄膜炎、肝炎、関節炎などの合併症が起こることもあります。 「出席停止」とは、マイコプラズマにかかった子供に対して「出席を停止する措置」を指します。 なお「出席停止」の措置は「学校保健安全法」という法律に則って行われます。 マイコプラズマ感染症は学校保健安全法の「その他の感染症」に分類されますが、これは必要に応じて第3種の感染症として扱い、学校長が「出席停止」の判断を下すものです。 医師(学校医や医療機関の担当医)の許可が出るまでは、自宅療養させる必要があります。

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マイコプラズマ肺炎はうつる?感染力は?

マイコプラズマ肺炎 うつる

日本小児科学会専門医。 2002年、慶応義塾大学医学部卒。 神奈川県内の病院・クリニックで小児科医としての経験を積み、現在は神奈川県横浜市のなごみクリニックに院長として勤務。 内科・小児科・アレルギー科を担... 病気になった子供を看病しているママやパパとしては、感染力がどれくらい強いのか心配ですよね。 園や学校をいつまで休ませるべきか、というのも気になるところ。 今回は、小学校に通う年齢の子供がかかりやすい「マイコプラズマ肺炎」について、感染力の強さや潜伏期間、学校は出席停止になるのかどうかなどをご説明します。 マイコプラズマ肺炎とは? マイコプラズマ肺炎は、細菌とウイルスの中間のような性格を持った「マイコプラズマ」という病原微生物が肺に感染して炎症を起こす病気です。 マイコプラズマ肺炎はおおむね4~5年の周期で流行しますが、1年を通じて見られ、冬に感染者の数がやや増加する傾向にあります。 マイコプラズマ肺炎にかかると、鼻水や鼻づまりから始まり、持続する発熱やだるさ、しつこい咳込みなどの症状が現れます。 細菌性の肺炎と比べると、感染した子供が元気なので、X線撮影をしてはじめて診断されることも少なくありません。 なかでも特徴的な症状は、しつこく長引く乾いた咳です。 咳は少し遅れて出始めることもあり、熱が下がった後に3~4週間続くケースもあります。 「ほかに目立った症状がないのに発熱・咳だけがしつこく続く」という場合、マイコプラズマ肺炎も考えて病院を受診しましょう。 関連記事 マイコプラズマの感染力は強いの?治療方法は? マイコプラズマの感染力は、ウイルス性の肺炎ほどではないものの、うつる可能性がある病気といえます。 マイコプラズマは、弱毒菌であり増殖力は低いです。 このため、感染してから発症するまでの潜伏期間は2~3週間と長く、感染していることに気づかないまま接触してしまうと、うつしたり、うつされたりします。 また、症状が現れている間が感染力のピークです。 咳込みがひどい場合には、人にうつさないようマスクなどでの対応が必要です。 ただし、マクロライド系の薬が効かないときは、テトラサイクリン系(8歳以上)やニューキノロン系の抗菌薬に変えることもあります。 関連記事 マイコプラズマ肺炎に感染すると出席停止になるの? 学校保健安全法では、マイコプラズマ肺炎は「その他の感染症」に分類されており、「第三種の感染症」として扱われることがあります。 ただし、保育園や幼稚園では、園で独自に登園の条件を決めていることもあるので、事前に確認しておくようにしましょう。

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気をつけよう!マイコプラズマ感染症

マイコプラズマ肺炎 うつる

マイコプラズマ肺炎の症状や診断の仕方と治療法 咳や鼻水が出て、体が気怠く、おまけに熱っぽい・・。 そんな症状が現れたら、あなたはどんな病気を疑いますか?「寒くなってきたし、風邪でも引いたかな・・」そう思うのではないでしょうか。 また、風邪の症状が出た場合、あなたはすぐに病院へ行きますか? 高熱が数日続いたり、もしくは激しい咳や鼻水によって睡眠を妨げられたりした場合にやっと病院へ行くという方が多いのではないでしょうか。 しかし実はその風邪が、 マイコプラズマ肺炎だとしたらどうでしょう。 「肺炎なら、薬を飲めばすぐ治るし・・」と、まだそんな考えをお持ちですか? もしその 肺炎が人にうつしてしまうものだとしたら、それでもあなたはまだ病院へは行きませんか? マイコプラズマ肺炎は、正式名称が「Mycoplasma pneumoniae」という微生物による 感染が原因の肺炎を言います。 細菌やウイルスと異なる病原体となり、これらと大きく違う特徴の一つに マイコプラズマは細胞壁を持たないため、ペニシリンやセフェムといった抗生物質が効きません。 さらに以前は、オリンピックが開催された1984年、1988年と4年ごとに大流行したことから「オリンピック熱」とも呼ばれていましたが、2000年以降は大流行はないものの年々感染者数を増やしている傾向にあります。 秋から春に掛けて流行し、また喫煙者は感染しにくいといった報告もされています。 症状や特徴は?人にうつるの? マイコプラズマ肺炎になると、初期症状としては喉の痛みや咳、発熱、鼻水や鼻づまりといった、いわゆる風邪とよく似た症状を引き起こします。 このため、地域的にマイコプラズマが流行していると認知・確認されていない場合は、病院へ行っても風邪と診断されてしまうケースも多いようです。 また、乳幼児が感染すると風邪と同程度の症状で治まることが多いですが、小学校以降の年齢になると肺炎になる場合が増えてきます。 さらに大人が掛かると重症化するケースが増えているようです。 さらに、 マイコプラズマ肺炎は閉鎖的な空間での集団感染が高く、主に幼稚園や小学校、家族間で小流行します。 マイコプラズマ肺炎と診断されたら、出席停止の措置を取っている場合が多いようですので、必ず幼稚園や学校に問い合わせをして下さい。 また、急性期を過ぎたら登園・登校が可能となるようですが(人にうつす心配がなくなり、かつ本人の健康状態がよい)ガイドラインでは「抗生剤治療後3日ほど経過し、症状が改善している」ことを目安としているようです。 潜伏期間や感染経路は? マイコプラズマ肺炎に感染してから、 実際に発症するまでは1~3週間、場合によっては4週間程度も潜伏期間が長くなるケースもあります。 実はマイコプラズマ肺炎は、それほど強い感染力のあるものではないとされています。 しかし、それにも関わらず小流行を起こすのは、この潜伏期間の長さが影響していると言われています。 感染してから症状が出るまで長くて一ヶ月も経過してしまうので、その間に学校や幼稚園といった密度の濃い接触がある場所において、感染者を増やしてしまうのです。 また、マイコプラズマ肺炎は飛沫感染と接触感染の2つの感染経路がありますが、飛沫感染よりも接触感染による二次感染の方が多いとされています。 マイコプラズマ肺炎の診断の仕方は? 肺炎の診断方法の一つに、聴診器で胸から雑音が聞こえるかどうか調べるというものがありますが、マイコプラズマ肺炎の場合は、この雑音がしないのでレントゲンを撮るに至らず、症状から風邪と診断されるケースも多いようです。 風邪と似たような症状がありながらも、 咳が長い間続いている(特に乾いた咳、夜間や早朝になると激しくなる場合は要注意)、発熱が続いているといった場合は、あらかじめマイコプラズマ肺炎を疑って検査をしてもらうのがよいでしょう。 また、 痰や血液検査によってマイコプラズマ肺炎かどうかは診断することができます。 しかし、これらの検査が行える設備のない病院の場合は外部へ委託するので、結果がわかるまである程度の時間(一週間程度)を有します。 さらにこの検査を30分で行える迅速検査もありますが、結果が必ずしも正確ではないと言われています。 これらの現状から、マイコプラズマ肺炎が疑われる場合は胸部レントゲンにて肺の状態を確認し、なおかつ迅速検査と抗体検査を用いてマイコプラズマ肺炎の有無を調べます。 また、マイコプラズマ肺炎にかかると強い炎症反応が出るので、血液検査により白血球の数を調べたり、尿検査にて肝機能の状態を確認します。 治療法は? マイコプラズマ肺炎は、細胞壁を持たない微生物が病原体のため、ペニシリンやセフェムといった抗生物質は効きません。 代わりにマクロライド系抗生剤が第一選択薬として使用されます。 しかし2000年以降、このマクロライド系抗生剤に耐性のあるマイコプラズマ肺炎が確認されています。 その場合は、テトラサイクリン系抗生剤、もしくはニューキノロン系抗生剤を使いますが、子供には副作用が懸念されるケースもあり、テトラサイクリン系ではミノマイシン、ニューキノロン系ではトフスロキサシンが使用可能となっています。 またマイコプラズマ肺炎は、1才までに40%、5才までに65%、大人になると97%が一度は感染したことがあると言われています。 つまりは、風邪だと思っていたものが本当はマイコプラズマ肺炎だった可能性が高いのです。 そのため、症状が軽症の場合は風邪の症状と同じく、加湿を保ちながら家で安静にしていると自然治癒する場合もあるようです。 マイコプラズマ肺炎にかからないように予防するには?.

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