ゲリラ 豪雨 予報。 気象庁|予報用語

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ゲリラ 豪雨 予報

ゲリラ豪雨対策の第一歩は、できるだけ早くて正確な予測からです。 ゲリラ豪雨を降らせる積乱雲を、いち早く観測して、超高速な予報を可能にしたという 首都大学東京の牛尾知雄教授にお話を伺いました。 牛尾知雄さん 「雷雨や豪雨をもたらす積乱雲の3次元の立体構造を30秒で観測することができるようになったということです。 豪雨をもたらす【卵】は上空5~6キロといった、高い所に、まずその兆候が表れます。 従来の気象レーダーはパラボラアンテナで、その方式だと3次元の立体画像を得るのに5分、10分、場合によっては15分といった時間がかかるのに対して、広いビームを空気中に放射するという方式をとることによって時間の短縮化を図っているということです。 」 今まで積乱雲の観測に10分ぐらいかかっていたところを30秒でできちゃう!!これはとても大きいことなのです。 というのも、ゲリラ豪雨を降らせるような積乱雲は、【雲の卵】ができてから10分ぐらいであっという間に発達してしまう。 これまでのようにパラボラアンテナで観測する場合は、アンテナをひとつの角度にして360度ぐるりと回転させて、また角度を変えてぐるりと回して・・・というのを10回、20回させなければならず、それだけで時間がかかってしまう。 これだと、積乱雲の発達のスピードに、データの分析や予報が間に合わないこともあるのです。 しかし、牛尾さんが開発したレーダーを使った方法だと、レーダーを360度1回転でOK!豪雨が降りだす数分前には、どの場所に降るピンポイントに予測が可能だそう。 牛尾知雄さん 「どういう用途にどのように用いるかに大きく依存するんですが、数十メートル範囲内で100%、外れては困ると言われるとそこまでではないんですけども、緑地公園などある程度広い公園のスケールでは非常に精度よく有用であるというふうな結果が、少しずつ上がってきているという状況です。 」 緑地公園くらいの範囲で、かなりの精度で予報できる、というのはすごいですよね!かなりピンポイントで予報できるようになっている、と言えるのではないでしょうか。 いまも、データを集めている最中ですが、こうやって精度が上がれば、避難を呼びかけるときに、【より効率的な呼びかけ】ができるようになります。 また、2年後の東京オリンピック・パラリンピックのときの活用もにらんで実証中、ということでした。 これについては、ゼネコン大手の『大林組』がユニークな構想を発表しています。 大林組CSR室の担当部長、勝山里美さんのお話です。 勝山里美さん 「ゲリラ豪雨が降ることは仕方ないことですけど、それを有効に流す、有効に貯めるということができないかと考えました。 【ウォーターズ・リング】と言っているんですけど、東京の例えば六本木とか、銀座、水道橋、信濃町…山手線より内側の、大深度(とても深い地下のこと)にトンネルを掘って、水を貯めてしまおうと。 簡単に言うとそんな感じです。 」 大林組『スマート・ウォーター・シティ東京』構想のイメージ。 巨大なトンネルをリング状に掘って・・・。 これは、【スマート・ウォーター・シティ東京】という壮大な構想!!東京の地下50メートルに、チューブ状の【巨大な輪っか】のようなトンネルを掘ってそこに水を貯めてはどうか、ということ。 ゲリラ豪雨のときには雨水をこのトンネルに流し込む。 いまは、ビッグデータなどを使って、ある程度前もってゲリラ豪雨が来そうだ、という予想が立てられますから、トンネルの中の無料をあらかじめ減らしておいて、大量のゲリラ豪雨の雨水に備えることも可能だそうです。 再び、 大林組の勝山さんのお話です。 勝山里美さん 「ゲリラ豪雨がある一方で、東京は昔〝東洋のベネチア〟と言われていたような水が豊富にあった水都だったんですけど今は水が多いようで、実は水不足と常に言われている都市でもあります。 ということで、降ってきた雨水を貯めて、今ではなくなってしまっている【運河】を復活させて、東京中に運河のネットワークをつくる。 それは将来的には、水陸両用のクルマなんかも使えるだろうという考え方もあります。 」 大林組『スマート・ウォーター・シティ東京』構想の地下トンネルのイメージ図です! 水に弱い東京ですが、実は水不足の都市でもあるのだそうです!ちょっとびっくりしてしまいましたが、考えてみれば、電気と同様に、東京で必要な水のほとんどは、ほかの県からの水でまかなっているんですよね。 せっかく東京に降った雨は、ただ流してしまっているわけです。 そこで、地下の巨大トンネルの中に水を貯めておいて、様々なことに活用する。 例えば、東京の河川ともつないで、船や水陸両用車を走らせ、通勤や物流に利用したり、猛暑のときには、その水を地下からくみ上げて道路を冷やすなどヒートアイランド対策に活用したり・・・ということなのです。 この構想は、いま具体的に建設を進めているというものではなく、あくまで、いまの東京が抱える様々な問題を解決すための、ひとつの提案。 しかしながら、『ゲリラ豪雨こわい、不安だ』というばかりでなく、こうしたアイデアから具体的な対策をだしていこうということでした。 ゲリラ豪雨は都市部に多いですから、こうした対策はいろいろなところが取り組んでいってほしいですね。

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ゲリラ雷雨防衛隊の活動

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使用例と普及 [ ] 1970年代〜 [ ] 「ゲリラ豪雨」という用言の初期の使用例には、1969年8月の『』がある。 までは気象災害による死者、負傷者の最大の原因はだった。 しかし(1959年)後にが制定され、のためのが整ってくると、接近時期や進路が事前に予測しやすい台風の被害は減少していった。 その一方で、などにより、夏季を中心として集中豪雨の被害が目立つようになった。 そして従来のによる粗い観測網では予測困難な集中豪雨に対し、「ゲリラ豪雨」の名称が用いられるようになった。 ゲリラの語には突然発生すること、予測困難であること、局地的であること、同時多発することがあることなどのニュアンスが含まれている。 このような集中豪雨の発生を捕捉するために、に観測網の整備が行われた。 また「」により、日本上空のの動向を網羅的に把握できるようになった。 の精度向上も集中豪雨の発生の予測に大きな役割を果たした。 このようにして梅雨前線に伴って発生するような集中豪雨では全くの不意打ちになることは少なくなった。 1999年7月21日にで発生した、いわゆる練馬豪雨(被害範囲は、、も含む)では、役所で1時間あたり91ミリの降雨を記録した。 この豪雨の被害は、死者1人、重傷者1人、軽傷者2人、床上493棟、床下浸水315棟 に上った。 周辺では豪雨はおろか雨自体が降っておらず、降雨範囲は極めて狭かった。 2000年代以降 [ ] 頃から広く用いられるようになった理由としては、主にマスコミやによって、予測困難と思われる「局地的大雨」に対して用いられるようになってきていることが考えられている。 これらの豪雨は10km四方程度の極めて狭い範囲に、1時間あたり100mmを超えるような猛烈な雨が降るが、雨は1時間程度しか続かないという特徴がある。 これは等に伴って次々にが発生・通過して大雨になる集中豪雨とは明らかにタイプが異なる。 都市のは一般的に最大として1時間に50〜60mm程度を想定しているため、これを超える雨量では短時間であっても処理しきれずに都市型を発生させる。 このような豪雨はとによって積乱雲が著しく発達し、もたらされている可能性が指摘されている。 7月から8月末の、日本各地での豪雨災害()の際、特に同年8月5日に練馬区周辺での局地的豪雨の際には、豪雨になっていなかった下流で下水道工事中の作業員5名が流され死亡した。 これが大きく報道された時にゲリラ豪雨という用語が頻出したことから、第25回「現代用語の基礎知識選『ユーキャン』」(2008年)では、「ゲリラ豪雨」がトップ10に選出された(受賞対象者は株式会社)。 このこともあり、「ゲリラ豪雨」の言葉が広く一般的に用いられるようになった。 1970年代からの当初の定義では、気象観測網に捉えにくい豪雨という難捕捉性・難予想性の意味合いが強かった。 しかし現在では、大気が不安定な状態で関東平野の広い範囲で降った(レーダー・アメダス捕捉が容易な)散発的豪雨を、マスコミがゲリラ豪雨と報じるなど、当初の「難捕捉性・難予想性」から「難予想性・強降雨性」を念頭に置いた意味合いに変質しつつある。 対策 [ ] このような豪雨への対策として、行政や研究機関などは更なる研究と観測・予測の強化、官民の防災機関などはゲリラ豪雨に対応した防災体制の構築と、主に2つの方面からの取り組みによって防災・減災が図られつつある。 前者では、現存する(雨粒の位置と密度を観測できる)を生かしつつ観測間隔を30〜10分間隔から5〜1分間隔へ短縮したり、雨雲あるいは風の移動速度・方向が観測できるドップラー・レーダー(デュアル・ドップラー・レーダー観測)の設置箇所を増やすなどの対策が行われているほか、さらに数値予報モデル(メソ数値予報モデル)の高精度化、(密度よりも実際の雨の強度に近い)雨粒の直径を計測できる新しいタイプの気象レーダーの設置、また多数のリアルタイム観測データから積乱雲の発達段階において豪雨を予測する技術(現状では雨粒がある程度成長した成熟期・減衰期でしか正確な予報は困難)の開発などが進められている。 後者に関しては、特に洪水などの情報伝達に関して課題があるのが現状で、自治体により差がある。 の整備や情報受信端末の各家庭への普及などの費用が掛かる対策は、なかなか実行できないという自治体もある。 こうした地域では、や・といった従来の活動を生かし強化する手法も重要とされている。 また、民間気象会社やIT系企業などでは、携帯電話等を利用して多数の利用者から豪雨の情報を収集・再配信したり、独自の予報を発表・配信したりしているところもあり、型の対策も多様なものが提供されつつある。 突発的な豪雨を予測できても、降雨自体は防げない。 また都市部を中心に地面をやなどでした結果、雨水が地中に浸透しにくくなり、短時間で市街に水が溜まったり、建物の浸水が起きたりするようになった面もある。 このため、や、地下貯水槽の設置、舗装しない緑地の確保といった雨水を地面に滞留させない対策が自治体により進められている。 また降雨が短時間なら、水が退くまでの間、建物への浸水を防ぐために入口にを積んだり、止水板・シートを展開したりする方法もある。 用語に対する批判意見 [ ] 「」と同様に、「ゲリラ」という言葉は軍事を連想させ不適切とする指摘、また既に驟雨や集中豪雨など同義・類義語がある中で、新語を採用する必要はないという観点から、ゲリラ豪雨という言葉の使用に否定・批判的な意見も存在する。 また鳴や雲の発生など雨の前兆を観測するのは容易いことから、「奇襲攻撃」の意があるゲリラという語はそぐわないという見方もある。 『読売新聞』は「局地豪雨」への言い換えを記載した。 または公共放送であるという性質上、基本的に「ゲリラ豪雨」という呼称は使わず(ただし正式な天気予報以外の場面(バラエティ番組における気象予報業務の紹介など)ではこの限りではない)、気象庁と同様に「集中豪雨」「局地的大雨」などの気象用語で放送している。 出典 [ ] []• 2016年8月3日閲覧。 YOMIURI ONLINE. 2013年2月19日. の2015年1月29日時点におけるアーカイブ。 2012年8月29日. 2015年6月25日閲覧。 2008年10月10日時点のよりアーカイブ。 2015年6月25日閲覧。 2009年2月. 2016年8月3日閲覧。 2005年12月. 2015年6月25日閲覧。 東京管区気象台. 2019年10月10日閲覧。 比較的古いものでは『NEWSゆう』 特集「(2007年7月13日時点の)」 2006年放送にその用法が見られる。 三上岳彦ほか" (2006年11月24日時点の)"、東京都環境科学研究所年報、2005、33-42• (新語・流行語大賞公式サイト)• - Yahoo! ニュース [ ]• 『』2017年6月19日(10面)2018年6月9日閲覧 関連項目 [ ].

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ゲリラ豪雨は予想できない?|地球環境問題を考える、地球温暖化や原発問題・ゲリラ豪雨など。

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スポンサーリンク 1章 ゲリラ豪雨の前兆とは?予報が難しいのはなぜ? ずばり、 ゲリラ豪雨の前兆は「涼しくなること」。 その理由はゲリラ豪雨の発生原理にあります。 そもそも「ゲリラ豪雨」と呼ばれる激しい豪雨は、積乱雲によってもたらされます。 積乱雲とは上昇気流によって作られますが、激しく上昇した空気が上空で冷やされ、水滴が成長した結果、下に落ち始め これが雨 、下降気流になります。 この下降気流が上空の冷たい空気を吹き下ろすので「涼しく」なるのです。 詳しく見ていきましょう。 積乱雲の仕組み 積乱雲の発生条件 ・太陽によって地面が熱せられる(これがゲリラ豪雨の主要因) ・暖気と寒気がぶつかり合って前線が発生する ・台風 …などが考えられます。 これらによって、激しい上昇気流が発生し、上昇した空気は上で冷やされ、その中で雨粒ができます。 さらに上昇を続け、上空に持ち上げられた雨粒や氷の粒はどんどん成長し、やがて重くなり、上昇気流に逆らって落下するようになります。 これらが、下降気流の元です。 そうすると、やがて下降気流のほうが強まり、強い雨とともに風が吹き下ろすようになります。 その氷の粒が溶けきらずに地面に到達した場合、あられや雹になります。 このように、雨が降っているところでは、積乱雲から吹き下ろされた冷たい下降気流が吹き降りてくるるため、「すーっと」涼しくなってくるのです。 ゲリラ豪雨ともなると、「ひんやり」と言ってもいいくらいになることもあります。 一方、通常の雨でも気温は下がりますが、上空の冷たい空気が一気に下降してくるわけではないので、積乱雲による雨 ゲリラ豪雨 ほどは涼しくはなりません。 温暖前線に伴う雨の場合には、むわっと暖かくなる場合すらあります。 なので、 薄暗くなってきて、「涼しくなってきたら」、それはゲリラ豪雨が近づいているサインかもしれません。 予測が難しいのは、積乱雲の成長には20分とかからないほど、急速に発達するためです。 気象レーダーでも捉えられないことがあります。 セミの鳴き声がやんだり、ラジオにノイズが入ると「くるかも?」と思いましょう。 ゲリラ豪雨予想などと言って、数時間前には予報可能ですが、前日予報などはまだ先のことになりそうです。 2章ゲリラ豪雨、集中豪雨、夕立の違いとは? ゲリラ豪雨と集中豪雨、夕立、どれも同じような激しい雨ですが…違いはなんなのでしょうか? ゲリラ豪雨 株)ウェザーニューズが、『ゲリラ豪雨』で流行語大賞を受賞したのは2008年。 ゲリラ豪雨は、予測が困難で突発的、局地的な豪雨を指す俗語です。 ゲリラ雨、ゲリラ雷雨などとも呼びます。 使用されるのは日本国内のみで、国際的にはこれに相当する名称はありません。 気象学的に明確な定義付けはなく、日本国の気象庁は予報用語として「ゲリラ豪雨」を用いていません。 スポンサーリンク 集中豪雨 次に集中豪雨は、限られた地域に対して短時間に多量に雨が降ることを言います。 気象学的には明確な定義はないが、目安として直径10kmから数十kmの範囲に時間雨量50ミリを超える場合です。 本来ならば積乱雲による激しい雨は30分~1時間もすればやむのですが、条件によっては、次から次へと狭い範囲に積乱雲がやってきて、長時間の激しい雨を降らせることが あります。 これを「集中豪雨」と言います。 夕立 夕立という現象は、気象学的には驟雨、にわか雨、雷雨、集中豪雨といった現象にあたり、「夕立」という独立した現象があるわけではありません 夕立は「気団性雷雨」といって積乱雲による驟雨(しゅうう)=短時間に降る激しい雨のことです。 集中豪雨の中でも、特に予測が困難な場合を「ゲリラ豪雨」というのが本来の使い方のようですね。 しかし予測可能だったときにもゲリラ豪雨という方がインパクトがあるのでテレビは使いたがるようですね。 ちなみに、 スコールも激しい雨のことを示すように思っていましたが、これは誤解です。 熱帯地方で日常的に見られる「スコール」という現象は、実は「風」のことを指します。 短時間の急速な風速の高まりのことをスコールと言うそうなのです。 その原因もやはり積乱雲であるため、短時間に激しい雨を伴い、こちら 豪雨 の方が目立ってしまうので、いつの間にか激しい雨のことをスコールと誤用するようになってしまいました。 3章 ゲリラ豪雨の多い時期と時間帯とは? ゲリラ豪雨は、これまで書いたように、基本的には夏の夕立と同じようなシステムで、地表付近の温かく湿った空気と上空の乾いた冷たい空気が混ざることで大気が不安定になり、空気が激しく混ざり合い、積乱雲が発生して起きるのです。 まず気温が上がる=ゲリラ豪雨が増える、から考えてもお分かりのように、ゲリラ豪雨が多いのは、気温の上がる7月下旬から8月末頃です。 ゲリラ豪雨は夕方に多い そして、特に夕方に多く降ります。 それは何故かというと、 通常乾燥した空気は、周囲より暖まって上昇したとしてもすぐに周囲より冷たくなりはるか上空まで上昇するということはできません。 乾燥していると平均より温度が下がりやすいため それが日中、日光によって地面が暖められることにより、ほぼ温度が同じ空気で構成され、乾燥空気でも自由に対流できるようになる層 混合層と呼ばれる が成長します。 太陽が南中するのはお昼頃ですが、空気は暖まりにくいので、地上の気温がもっとも高くなるのは14時ごろ、混合層の上層部が最も高くなるのが15時~16時ごろになります。 混合層の上部が凝結する高度に達すると雲が発生します。 その上の成層状態が不安定だと、高いところまで勢い良く上昇し積乱雲が成長します。 ですので、混合層の厚みが最も高くなる3時以降が積乱雲が発達しやすい時間帯ということになります。 先に書いたように、積乱雲が成長するには20分とかかりませんが、ある程度雨を降らせるほどの大きさになるには1~2時間前後かかるので、 ゲリラ豪雨のピークは17時~18時になることが多いようです。 まとめ ゲリラ豪雨についてまとめました。 ゲリラ豪雨は…• 集中豪雨のうち、予測がつかないもののこと。 前兆は、「涼しくなること」• 気温の上がる7月~8月の夕方17時~18時頃に多い 賢く予測して、ゲリラを回避してくださいね!.

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